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薬剤師の仕事

薬剤師の仕事は「調剤、医薬品の供給その他薬事衛生をつかさどることによって、公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もって国民の健康な生活を確保するもの」と薬剤師法により定められています。病気やけがで必要となる薬を医療機関や薬局などを経由して患者に届ける際、薬学を基礎とした専門的な立場でこれに携わるのが薬剤師です。この資格を取得するには6年制の薬学部を卒業後、薬剤師国家試験に合格しなければなりません。薬剤師国家試験は、毎年3月に2日間の日程で実施され、近年の合格率は約80%前後です。

合格すれば、申請により厚生労働省の薬剤師名簿に登録され、正式に厚生労働大臣から薬剤師免許が付与されます。薬剤師の最も重要な仕事は調剤で、医師の指示した処方せんの内容に間違いがないかを確認し、正確にかつ迅速に調製しなければなりません。処方された薬に関し、副作用の説明や併用している薬との相互作用に問題がないか、患者の体質やアレルギーに対して適切な薬であるかを確認して調剤し、説明します。患者に服用の仕方についても指導を行いますから、薬に関する最新の情報を常に収集し、提供することも大切な仕事内容の一つです。

最近では病院内勤務の薬剤師は、薬剤部門での調剤業務のほかに、医師が患者に投与している薬の成分の血中濃度を測定し、医師や医療スタッフと一緒に入院患者のもとに出向き、薬の服薬の仕方や注射薬の管理などを行うこともあります。高齢化に伴い、地域の薬局でも、調剤の仕事のほかに、在宅患者の家を訪問し、薬の服薬の指導などを行う在宅医療業務も増加する傾向にあります。